ジェンダー平等

第1次ジェンダー平等推進計画(2023年度~2025年度)

変えよう!変わろう!誰もが働きやすい魅力ある産業へ

運輸労連は、2005年の第38回定期大会で女性特別中央執行委員枠を設置して以来、女性の参画に向けた運動を進めています。 第56回定期大会にて「第1次ジェンダー平等推進計画」を策定し、5つの具体的な目標を掲げました。多様な人材が集まる魅力ある産業への第一歩として、男女平等参画およびジェンダー平等の推進に組織全体で取り組んでいます。

私たちと「ジェンダー平等」を進めよう!

互いの「個性」を認め合う

運輸労連 中央執行院長、成田 幸隆

運輸労連 中央執行委員長

成田 幸隆

 ジェンダー平等の推進には、まずは、「性別」によって「こうあるべき」という先入観や古い価値観を捨てることが肝要で、お互いが「個性」を認め合い、生き方や働き方を選択できる社会にしていく必要があります。労働組合としても、ゼロベースで個人と向き合い、多様な意見や考え方を取り込むことで、さらなる運動の前進に繋げていきましょう。

5つの目標

  1. 運動方針に「男女平等参画」または「ジェンダー平等の推進」と明記する。

    中央本部

     地連・都府県連および単組の運動方針に「男女平等参画」または「ジェンダー平等の推進」と明記されていることを毎年調査し、調査結果を公表する。

    地連・都府県連および単組

     2023年以降に策定する運動方針に「男女平等参画」または「ジェンダー平等の推進」と明記する。

  2. 自組織の女性参画の状況について、毎年実態を調査し把握する。

    中央本部

     女性参画実態調査を毎年行い、地連・都府県連および単組の女性参画の実態を把握し、調査結果を公表する。

    地連・都府県連および単組

     自組織の女性参画の実態について毎年調査し把握する。

  3. 大会・中央委員会などの決議機関、および中央執行委員会(執行委員会)などの執行機関において、組合員比率に応じた女性の参画をめざす。

    中央本部

     2025年度までに女性参画率10%をめざし(2022年10月末現在、実組合員数165,805名中、女性21,406名、12.9%)、2030年度までに「クリティカル・マス」の30%を目標に取り組む。

    地連・都府県連および単組

     各機関の女性組合員比率に応じた数値目標を設定し、2025年度までの達成をめざす。

  4. 女性役員を選出する。

    中央本部

     女性役員の常時選出、複数選出、三役への登用に向けた環境整備に努める。

    地連・都府県連および単組

     女性役員の選出をめざす。

  5. すべての活動においてジェンダーの視点を取り入れる(ジェンダー主流化)。

    中央本部

     各種会議、集会、セミナー等すべての活動において女性参画率を意識し、ジェンダーの視点を取り入れる。

    地連・都府県連および単組

     各種会議、集会、セミナー等すべての活動において女性参画率を意識し、ジェンダーの視点を取り入れる。

目標の達成に向けた取り組み

  • 活動スタイルの見直し
  • 制度の導入と活用
  • 意識改革
  • 人材の育成
  • 各種学習会の実施
  • 情報の提供
  • 進捗状況の把握、フォローアップ

計画推進体制の構築

  • ジェンダー平等推進委員会
  • 各種専門委員会への女性参加
  • 女性委員会の設置
  • 女性セミナー