2017年トラック運転者7,980名の証言

はじめに

2019年5月9日に実施された運輸労連の「組織拡大全国統一行動」は、今回で44回目となりました。この行動は、運輸労連のことを未組織・未加盟のみなさんに知っていただき、組合結成や運輸労連へ加盟するきっかけに結び付けることなどを目的にしています。
 この冊子は、「組織拡大全国統一行動」の一環として、全国の一般道・道の駅や高速道路のSA・PAなどで運輸労連に加盟する仲間たちが、同じトラックドライバー、特に未組織の仲間を対象にアンケート調査を行い、結果をまとめたものです。ドライバーのみなさんの現状や意識を幅広く調査し、それをもとに運輸労連の政策立案や政府交渉などの基本的な資料として活用しており、業界団体などからも関心が持たれています。
今後、改善基準告示の総拘束時間の短縮が予定されていることから、それに向けた資料となるよう、活用していきたいと考えています。
 今年はWebでのアンケート調査(92件)も含め、8,063名の方々にご協力いただき、アンケート結果をまとめることができました。ご協力いただいたすべての方に深く感謝申し上げます。なお、この調査結果は、運輸労連のホームページでも公開しています。