貨物自動車運送事業法の一部改正法ならびに
貨物自動車運送事業の適正化のための体制の整備等の推進に関する法律が成立

5月27日 衆議院本会議にて賛成多数で可決

6月4日 参議院本会議にて賛成多数で可決・成立
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貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律ならびに貨物自動車運送事業の適正化のための体制の整備等の推進に関する法律が2025年6月4日の参議院本会議において賛成多数で成立しました。
法律の概要は別紙をご参照いただきたいと思いますが、今回の法律は「トラックドライバーの経済的・社会的地位の向上等により、物流の持続可能性の確保および国民経済の健全な発展を図るため、『トラックドライバーの適切な賃金の確保』と『トラック運送業界の質の向上』等を目指す」ものであり、運輸労連の政策目標に共通する内容であることから、運輸労連政策推進議員懇談会と情報共有しながら、労使が一致して法案成立に向けて取り組みを進めてきました。
法案の審議過程においては、議員懇の松田功衆議院議員(愛知16区)ならびに茨城県連と友好関係にある立憲民主党の小沼巧参議院議員(茨城)に質疑を行っていただき、特別積合わせ運送事業もふくめた「適正運賃・料金」の収受の取り組み強化や「適正原価」の検討について、大臣答弁を引き出していただきました。
今回の法案成立の過程においても、議員懇のメンバーの皆様には大変なご尽力をいただきました。また、私たちの労働環境の改善や労働条件の向上を図っていくうえで、政治との関係は必要不可欠なものであります。
本年7月には「第27回参議院議員通常選挙」が予定されています。その中で、私たちは、比例区では、「吉川さおり氏(情報労連)、小沢まさひと氏(JP労組)、岸まきこ氏(自治労)、森屋たかし氏(私鉄総連)」、選挙区では、「勝部賢志氏(北海道)、牧山ひろえ氏(神奈川)」の6名の議員懇メンバーの必勝はもとより、運輸労連が推薦する候補者全員の必勝に向け、残された1ヶ月余り、全力で取り組みを進めていくこととします。
貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案貨物自動車運送事業の適正化のための体制の整備等の推進に関する法律案 概要
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