運輸労連議員懇メンバーの城井崇衆議院議員が、
トラックの駐車環境を改善する取り組みについて質疑
衆議院国土交通委員会で質問する城井崇衆議院議員
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5月13日(金)、衆議院国土交通委員会にて、運輸労連政策推進議員懇談会メンバーの城井崇衆議院議員(福岡10区)より、トラックの駐車環境を改善する取り組みについての質疑が行われました。
城井崇衆議院議員:
長距離ドライバーの重要な休息・休憩施設であるSA・PAの駐車スペース不足が依然として生じている。これは、高速道路の混雑状況だけではなく、市街地等における駐車場所の確保が困難なことも原因の一つである。トラックの駐車場所確保は誰が責任をもって取り組むかが不明瞭であり、配達先で十分な荷さばき駐車場がないため、時間調整や休憩場所の確保が困難となっている。SA・PAや道の駅の大型等駐車マスの増設や施設の充実等、トラックの駐車環境改善に向けた具体的な後押しを国として行うべき。
斉藤鉄夫国土交通大臣:
駐車環境の改善は、トラックドライバーにとって大変重要である。現在、トラック事業者の要望等を踏まえ、NEXCO三社や重要物流道路沿いの道の駅において、大型車用の駐車マスの拡充を進めている。今後も、トラック事業者等の意見を伺い、駐車環境の改善に取り組みたい。
城井崇衆議院議員:
市街地等における駐車場所の確保を促す取り組みが必要と考える。国として、地方自治体に対し駐車場附置義務条例の制定と荷さばき駐車施設の条項付加について働きかけを行うべき。また、既に条例が制定されている場合でも、附置基準の充実化や駐車マスの確保など、条例の拡充について働きかけを行うべき。
斉藤鉄夫国土交通大臣:
荷さばき駐車スペースはまだまだ少ないと認識している。国土交通省として、地域の実情に応じた荷さばき駐車対策の必要性や支援策を示している。引き続き、地方公共団体に対し、優良事例の周知を図る等、荷さばき駐車スペースの確保を進めていきたい。
城井崇衆議院議員:
トラック運輸産業の業務円滑化や、休息時間の確保等、重要な部分であるため、引き続きの取り組みをお願いしたい。
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