仲間の皆様のご奮闘を誇りに思います
ともに、よりよい物流の未来を築きましょう!

 運輸労連は1月6日(木)、第8回中央執行委員会をWEBにて開催。難波中央執行委員長は、2022年年頭にあたり新年のご挨拶を申し上げました。


中央執行委員長 難波 淳介

運輸労連に集う仲間の、幸多き一年を祈念して

 新年、あけましておめでとうございます。2022年の新春を迎えるにあたり、年頭のご挨拶を申し上げます。
 先ずは、年末年始の記録的な豪雪により、日常生活に大きな影響を受けている皆様にお見舞いを申し上げます。加えて、生活物資をはじめとして、物流ネットワークの維持のために業務に向き合って戴いている仲間の皆様に感謝申し上げます。
 昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めながら、慎重に歩みを一歩ずつ進める一年となりました。また、東日本大震災発生10年の節目の年、頻発する地震や各地を豪雨や台風等、日頃からの備えが重要であることを改めて認識する年となりました。改めて、これまで被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
 国内の物流システムの中心的な役割を担うトラック運輸産業は、このような厳しい状況の中にあっても、経済活動・社会活動・生活を支える産業、国内の血流として動き続けています。使命感をもって国内の物流ネットワークの維持に奔走する私たちの仲間の皆様の、コロナ禍にあっても変わることのないその姿は、私たちの誇りです。
 今、私たちの生活は、デジタル化が進み、指先ひとつで注文ができる世界が広がっています。メーカーで作られた製品を、物流事業者が配送・配達する供給システムが展開されています。ところが英国・米国では物流が混乱し、この当たり前となっている需要と供給のバランスが崩れる状況が起きているとのニュースを目の当たりしたのは、僅か2ヵ月前のことです。両国の物流混乱の要因は、トラックドライバー人財の不足によるものです。対岸の火事として見過ごすことはできません。我が国のトラック運輸産業の人財不足は始まっています。
 人財を呼び戻すためには、先ずは賃金・労働条件の改善が必要です。そのために、2024年問題を乗り越えていくための行動を起こしていきたいと考えています。期限の定めのある「標準的な運賃」や「荷主対策の深度化」を背景に、適正取引の確立を急がねばなりません。また、長時間労働の改善に向けて働き方改革を本格的に進めていかなければなりません。そのうえでトラック運輸産業の未来に向けてDXやカーボンニュートラル対応などに正面より向き合っていきたいと思います。
 人財を呼び戻し、物流を止めないためには、私たち物流に関わる労使に加え、物流を利用するすべての皆様が自分事として物流を捉え、考えて頂くことが必要です。より効果的な運動を想起すべく、これまで蓄えてきた知見と発想を集約して参りたいと考えています。
 そして、今年の夏は第26回参議院議員通常選挙が行われます。コロナ禍で再認識された政治と生活が密接に関わり合っている現実を直視し、選挙を自分事として考えて戴くようご要請申し上げます。緊張感ある政治体制の確立を求めていきましょう。
 2022年、ウィズコロナの中で息苦しく厳しい局面に向き合いながらも、次の世代に向けて、よりよい物流の未来を作り上げていく取り組みを加速させていきたいと思います。運輸労連に集う仲間が一丸となって、安心・安全・安定、そして信頼の物流ネットワークの未来に向けて活動を進めていきましょう。
 本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

ウインドウを閉じる