新型コロナ感染症等に関して、赤羽国土交通大臣へ要請


要請書を手交(国土交通省)

 運輸労連は11月27日(金)、新型コロナウイルスの影響が長期化する中、国土交通省に対し「新型コロナウイルス感染症等に関するトラック運輸産業の課題解消に向けて」要請行動を行いました。このコロナ禍の中でドライバーをはじめとする組合員の命と健康、雇用を守るために、現場実態を継続的に把握し、トラック運輸産業の課題や将来不安の解消に向けた意見・要望等について、引き続き、意見反映していく必要があると判断し、今回の要請を行うこととしました。
 はじめに、運輸労連の難波淳介中央執行委員長から秡川直也国土交通省自動車局長へ要請書を手交。冒頭、運輸労連政策推進議員懇談会事務局長の江崎孝参議院議員(参議院国土交通委員長)から「トラックドライバーはコロナ禍の中、使命感をもって日々業務にあたられている。その中で苦労されているドライバーの皆さんの声を是非政策に取り入れてもらいたい」といった旨の発言があり、続いて難波淳介中央執行委員長より「ドライバーたちは物流を止めるわけにはいかないという使命感を持って働き続けている。安心して働くことができるよう、現場の状況を引き続き把握したうえで、国に対策を求めたい」との発言がありました。これを受けて、秡川直也自動車局長より「わたしたちの生活を支えているのはトラックドライバーだと思っている。さまざまな機会を捉えて大事な産業だということを発信していきたい」との見解が示されました。その後、福本明彦中央書記次長より要請内容の説明を行い終了しました。

【国土交通大臣へ要請4項目】

  1. トラック運輸産業に対する国民の理解と協力について
  2. マスク・消毒液等の衛生用品の確保および感染予防等について
  3. トラック運輸産業に従事する労働者の雇用の安定について
  4. 道路施設等の環境整備について

要請内容を説明

NHKから取材を受ける難波委員長

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