185万筆の請願署名を衆参両院議長提出
運輸労連「物流を止めないための請願署名」を衆参両院議長宛てに提出
記者会見では「このままでは物流が止まる危機感」を訴える



赤松衆議院副議長へ要請書を手交


郡司参議院副議長へ要請書を手交

 署名総数185万4,423筆。皆様のご協力で、社会を動かす大きな数となった「物流を止めないための請願署名」を運輸労連は3月1日(木)、衆参両院議長宛てに提出(衆議院910,476筆、参議院943,947筆)しました。トラックの仲間の皆様はもちろん、組合・産業の壁を越えた多くの皆様のご協力に感謝を申し上げます。
 当日は手交式に先立って、国会議事堂内の衆議院副議長室にて難波中央執行委員長が赤松広隆衆議院副議長へ請願書の適正な取り扱いを要請。参議院議員会館へ場所を移して請願書の手交式を執り行い、両院議員(請願に必要な紹介議員)へ署名の束を手交しました。手交式で赤松運輸労連顧問(衆議院副議長)は「185万筆は大きな成果。ドライバーの想いに応えるべく、衆参で力を合わせて一般則720時間の適用を訴えて行く」と述べ、難波委員長は「私たちも同じ労働者。サプライチェーンの一員として同じ労働時間の実現を」と力強く訴えました。手交式の後は、郡司彰参議院副議長へ請願書の適正な取り扱いを要請しました。  
 午後は厚生労働省で記者会見を開き、請願署名活動結果を報告。「署名活動の動機は?」との報道陣からの質問に難波委員長は、「このままでは物流が止まってしまうという危機感」と述べ、「トラックドライバー職の長時間労働・低賃金のイメージが若者の就労を敬遠させているが、本当はインフラを支える魅力的な産業であることを訴えかけていきたい」と説明しました。  
 今後、運輸労連は3月8日(木)、交運労協「2018春季生活闘争勝利3.8総決起集会」で「トラックの働き方改革」について決意表明。引き続き、トラックドライバーの真の働き方改革へ向けて運動を前進させて参ります。  


手交式① 赤松運輸労連顧問あいさつ


手交式② 難波中央執行委員長あいさつ



手交式③ 手交式会場全景



手交式 ④ 江崎参議院議員へ請願書を手交



手交式⑤ 衆参両院の紹介議員の皆様



記者会見で報道陣の質問に答える運輸労連中央役員



記者会見会場内(厚生労働省)



 

 

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