運輸労連は2014年より道路を職場とする者の立場から、高速道路のSA・PAにおけるトラックの駐車環境を改善する取り組みを進めてきました。
2017年7月14日、中日本高速道路株式会社から「我が国の経済を支える物流業の運転手等の労働環境改善を図るため、東名高速道路および新東名高速道路の休憩施設で特に深夜帯を中心に顕在化している、大型車ます不足の解消に向けた3つの対策を実施する」とプレス発表がありました。
その内容は、
(1)駐車箇所利用平準化
(2)長時間駐車の抑制
(3)駐車容量の確保の3点です。
(2)については、今後の状況を見守る必要がありますが、(1)(3)は、この間の問題提起に応えていただいたものと評価しています。
とりわけ、(3)の対策では既存施設の改良による大型車ますの拡充に加えて、旧豊橋料金所跡地に駐車場が新設されることとなりました。
運輸労連の地連・都府県連、加盟組合、組合員各位のご協力、運輸労連政策推進議員懇談会の会員各位のご理解と国土交通委員会・決算委員会での国政反映、そして、事業者団体(全日本トラック協会)・行政(国土交通省道路局)のご尽力に感謝します。
なお、今後も各高速道路会社の管内における駐車スペース拡充対策の強化や、高速道路の利用の平準化に資する料金施策について、継続的に要請することとします。
http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4095.html
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