民主党にSA・PAでトラックの駐車が困難な状況の改善を要請
国政の場で改善・解決に向けた発言を


  運輸労連は、高速自動車道におけるSA・PAでの駐車が困難な状況については、衆議院の解散が濃厚となる情勢下で、11月13日に運輸労連政策推進議員懇談会第4回総会の場で、民主党海江田代表(当時)に要請を行っています。その後、新たな党体制となったこともあり、3月10日参議院議員会館において、改めて企業団体対策委員長を通じて要請を行いました。  
 要請には、柳田稔・民主党企業団体対策委員長、加藤敏幸・同副委員長、荒井聰・ネクスト国土交通大臣が出席、運輸労連政策推進議員懇談会から江崎孝事務局長、吉川沙織委員の同席のもと、運輸労連から要請書を手交しました。
 山浦中央執行委員長は「本要請は現場から寄せられた、トラック運輸に働く、とりわけ大型ドライバーの切実な声なので、改善・解決に向けて努力いただきたい」と趣旨説明がありました。  
 これを受けて、荒井ネクスト国交大臣から「この話は国土交通省からも話を聞いており、道路局も関心を持っているということを承知している。党としても、皆さん方の話を聞いたり具体的な調査をしながら要望が一歩でも前に進むように頑張りたい」と回答がありました。  
 その後、議員から現状について質疑が行われ、国会の場で「改善に向けた必要な費用を試算」「参議院予算委員会または分科会での発言」「決算委員会の場での省庁別審査の中で発言」「国土交通委員会の大臣所信の際の質疑」などの対応を図ることとされ、要請を終了しました。