交運労協は11月14日午後6時、東京・日比谷公会堂で「燃油費高騰の是正を求める11・14中央総決起集会」を開催し、トラックをはじめ1000名以上の交通運輸産業に携わる労働者が結集。運輸労連からも200名の仲間が参加しました。
本集会・請願行動では、高止まりを続ける燃料費でトラックをはじめとした交通運輸産業の窮状を訴え、助成金制度の確立などを国に強く求めました。 主催者あいさつで交運労協・住野議長は「人と環境に優しい輸送サービスの提供、交通運輸産業の存続・活性化に向け、今こそ交運労協65万の仲間が一丸となるとき」と決意を述べました。
来賓として出席した連合・高橋副事務局長は「燃料費高騰は交通運輸産業への悪影響を及ぼし、国民生活の安心・安全の底支えを揺るがす」とあいさつ。また民主党・海江田代表は「大胆な金融緩和によって、皆さまの業界だけでなく、生活者も塗炭の苦しみを味わっている」など、政界や業界代表者がそれぞれあいさつを行いました。
交運労協副議長である運輸労連・山浦中央執行委員長は「すでに私たちの自助努力の限界を超えた。本集会に参加した仲間と認識を統一し、政策・制度の要求実現によって、交通運輸労働者の社会的地位の向上を」と閉会あいさつを行いました。
閉会後、参加者は4つの梯団編成で、国会議事堂まで請願デモ行進を実施。デモ隊は、道行く人々に燃料費高騰によって交通運輸の安全が脅かされている現状を訴えました。国会の衆議院・参議院の面会所に到着したデモ隊は、待ち受けた民主党、社民党の代表議員にそれぞれ請願書を提出し、「燃油費高騰の是正を求める11・14中央総決起集会」「請願行動」を終了しました。
|