第33回定期大会 平澤委員長代行が委員長に。中間年運動方針を決定(2000年7月6〜7日)
 第33回定期大会が、広島県広島市の広島プリンスホテルで開催され、全国から代議員、オブザーバーなど約1050人が参加しました。大会では、「2000年度(中間年)運動方針」「2000年秋から年末の取り組み」などの議案を決定しました。また、平澤委員長代行を中央執行委員長に、益田利幸氏を中央副執行委員長に選出しました。来賓には、6月の総選挙で見事4選を果 たした赤松顧問も駆けつけ、お祝いとお礼の言葉を述べました。

交運労協第7回交研集会 21世紀の交通 システムを模索(2000年9月21〜22日)
 交運労協は、熱海市のホテルで第7回交通運輸政策研究集会を開催しました。テーマは「新しい時代の交通 運輸システムの形成を目指して」で、運輸労連からは本部、北海道地連、東京都連、四国地連、全日通 、西武運輸の代表13人が参加。全体では、陸海空の仲間160人が参加し、「鉄道輸送」「旅客輸送」「物流」「国際輸送」の4分科会に分かれ、具体的な討議を行いました。

交運労協第16回定期総会
事務局次長に関政治さんを選出、平澤委員長が副議長、大村書記長が幹事に(2000年10月5日)

 交運労協の第16回定期総会が全日通霞が関ビル大会議室で開催され、2000年度の活動方針を確立するとともに、新役員を選出しました。事務局次長に運輸労連から関東ブロック事務局長の関政治さんを選出し、平澤委員長が副議長、大村書記長が幹事にそれぞれ選出されました。

第30回運輸問題研究集会 安心・安定・安全の実践などを討議(2000年10月11〜12日)
 第30回運輸問題研究集会が群馬県水上温泉のホテルで開催され、運動方針の具体化に向けて約330人が参加。記念講演ではPANフィールド・リサーチ所長の鍋田周一氏、「連合」労働法制対策局長の熊谷謙一氏を講師に迎え、2日目の分科会討議では3分科会に分かれて諸課題について討議しました。

新組織結成準備委員会 4単産地方代表と懇談し、意見交換(2000年10月24日)
 新組織結成準備委員会は、「連合」加盟単位一本化の新組織について、9月〜11月の3カ月間を「第1次討議期間」に設定し意見集約を進めてきましたが、その一環としての各産別 の「地方ブロック組織代表者懇談会」を開催しました。運輸労連からは、平澤委員長、安田、溝上両副委員長、大村書記長、9ブロックの代表が出席、全体では関係者49人が出席して意見交換を行いました。

11.9組織拡大全国統一行動
 S.AやP.A、トラックターミナルなどで運輸労連の紹介に取り組む(2000年11月9日)

 「2000年秋から年末の取り組み」の主要な行動としてのひとつとして、全国各地で「組織拡大全国統一行動」が取り組まれました。運輸労連の紹介を精力的に行うと同時に、着実に増えつつある女性ドライバーにも積極的にアピールしました。写 真は関越道・上里S. Aでの群馬県連の取り組み。

全ト協へ交通労連と初の政策要求の共同申し入れ(2000年11月22日)
 運輸労連は、全日本トラック協会に対し、「2001年度交通運輸政策要求」について、交通 労連と共同で申し入れを行いました。従来は個別で申し入れを行っていたものの、共通 する課題も多く、政策要求としては初の共同の申し入れとなりました。運輸労連からは、平澤委員長、溝上副委員長(産業政策担当)、ほか3人が出席、申入書を平澤委員長、交通 労連・眞木委員長が手渡しました。

新春交歓会 21世紀を迎え課題の取り組みへの新たな決意を誓う(2001年1月10日)
 新世紀を迎えて初めての「新春交歓会」が全日通霞が関ビル大会議室で開催され、来賓として民主党・鳩山代表や赤松・谷林両顧問、私鉄総連・松藤副委員長、交通 労連・眞木委員長、全自交労連・尾形委員長をはじめ、組織内単組、対応企業、諸団体代表など250人が参加しました。平澤委員長が故山口委員長や故谷口副委員長の葬儀へのお礼や、2001年春季生活闘争や7月の参院選への取り組み、4産別 統合問題への経緯と今後の取り組みへの決意を述べました。来賓として、民主党鳩山代表があいさつし、ミニ講演では政治ジャーナリストの岩見隆夫氏を講師に政局の分析を行いました。

第31回運輸セミナー
 新世紀の諸課題への取り組みの指針のために講義を行う(2001年1月20〜21日)

 第31回運輸セミナーが、全日通霞が関ビル大会議室で開催され、地連、都府県連および単組の役員など約150名が参加しました。海外出張中の平澤委員長に代わり、金津副委員長が主催者を代表してあいさつを行いました。第1講義は、吉本興業株式会社プロデューサーの大谷由里子氏、第2講義は、「連合」事務局長の笹森清氏、第3講義は、政治評論家の白鴎大学法学部教授の福岡政行氏をそれぞれ講師に迎え、講義を行いました。最後に、大村書記長がトラック運輸産業の動向と運輸労連の2001年の春季生活闘争についてや賃上げ要求などの取り組み方向について述べました。

第29回青年女性全国交流集会 次を担う若者の交流・連帯をすすめる(2001年1月25〜27日
 第29回青年女性全国交流集会が静岡県掛川市の「ヤマハリゾート」で開催され、各機関・単組の青年・女性112人が参加しました。集会は11人の実行委員体制で運営され、初日が全体会議と講演で、中村部長から集会の目的とテーマが提起され、日本レクリエーション協会・専門委員の東正樹氏から実践レク指導を受けました。2日目は分散会とスポーツ交流、カラオケ大会で交流し、最終日は各分散会報告とまとめを行いました。

第39回中央委員会 2001年春季生活闘争方針を満場一致で決定(2001年2月2日)
 第39回中央委員会が、全日通霞が関ビル大会議室にて開催され、中央委員149名、傍聴者50名が出席しました。来賓として赤松・谷林両顧問があいさつしました。活動経過の報告ならびに第1号議案である「2001年春季生活闘争方針案」を、大村書記長が提案、新組織結成準備委員会の活動経過についても報告し、質疑応答の後、本部提案どおり決定されました。また、第2号議案の『「連合会費(中央)」および「連合地方交付会費(中央)」の取り扱いについて」が、新宮総務財政部長が提案し、可決されました。

違法駐車状況実態調査
 10年目を迎え、調査結果は政策に着実に活かされている(2001年3月2日)

 2001春季生活闘争の主な取り組みであるひとつである「トラックの安全を守る全国行動」が、3月1日〜10日まで全国で展開され、その一環として、期間中の3月2日に「違法駐車状況実態調査」が、沖縄県を除く46都道府県の68都市で実施されました。現在は交運労協主催となっていますが、調査も10年目を迎え、違法駐車防止条例制定などに活かされています。写 真は大阪での調査風景。

「連合」春闘解決促進総決起集会
  昨年の実績をもとに着実な成果を求めていく(2001年3月30日)

 「連合」は、東京・日比谷公園で「春季生活闘争解決促進中央総決起集会」を開催し、運輸労連をはじめ構成組織3800人が結集しました。笹森事務局長が賃上げの取り組みについてや、新しい世直し運動を展開することを強調しました。集会の後、銀座までデモ行進しました。

21物流フォーラム記者発表 検討の成果 を「一定のまとめ」として発表(2001年4月4日)
 「21物流フォーラム」は、2年前に設けられて以来、物流問題について検討を重ねてきましたが、報告書(要旨含む)、付属資料(活動報告など)などをホームページで公開する運びとなり、4月4日に全日通 霞が関ビル8階中会議室において、業界紙関連などマスコミ関係者を招いて記者発表を行いました。平澤委員長は、あいさつのなかで一定のまとめを終えた「21物流フォーラム」を、運輸労連の政策バイブルと位 置付け、トラック運輸産業の社会的地位の向上に大きな役割を果たすものだと述べました。続いて、流通 経済大学の野尻俊明教授が、「21物流フォーラム」の構成やこの度まとまった報告書の要旨の解説を行い、今後、政策課題実現のための機関として、新たに「政策委員会(仮)」の発足を発表しました。

第72回メーデー 従来と異なり連休前に開催 (2001年4月28日)
 第72回メーデーが、開催日が変更になってはじめて連休前の4月28日に開催されました。「雇用と生活の危機突破! 働くものの力を総結集し、政権交代で新しい政治を実現しよう!」がメインスローガンで、会場の東京・代々木公園には運輸労連の1300人をはじめ、約10万人の仲間が集まりました。今回は内閣総理大臣としては5年ぶりに小泉首相が出席しました。式典終了後は、「参院選に勝利し、政権交代で新しい政治の実現」を訴えながらデモ行進しました。

運輸労連第26次訪中団
  21世紀最初の訪中団、中国の4都市で連帯と友好を深める(2001年4月23〜5月3日)

 運輸労連は、4月23日から5月3日にかけて「第26次訪中団」を派遣しました。山川博千団長(北海道地連委員長)はじめ27人の一行は、北京・西安・昆明・上海の4都市で現地の総工会と、対外交流センター幹部の案内を受けながら、視察と交流を行い、各地で熱烈な歓迎を受けました。今回の交流を通 じて、より一層の強い連帯と友情を深めました。

5.18組織拡大全国統一行動
 17万人組合員をめざし、S.AやP.Aなどで草の根的に取り組みを(2001年5月18日)

 全国の主要高速道路、一般道やトラックターミナルで展開される組織拡大全国統一行動ですが、今回で26回を数え、安全運転を呼びかけるリーフレットの配布やアンケート調査など、草の根的な地道な活動を展開しました。写 真は東名高速のS.Aでの行動。