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機関紙づくり vol.11

【実践編「レイアウトを組む」】

レイアウトは正確にできるだけ具体的に配置することが大切

 

 機関紙づくりに必要な記事、写真、イラストなどが集まったら、次の作業はレイアウトを組むこと。これは、見出し、本文、写真、イラストなどを具体的に配置する作業です。あらかじめ作成しておいたラフレイアウトをもとに、以下の手順で進めてください。

 レイアウト作業を始める前にまずチェックしておくことは、予定した記事や写真、イラストが準備できているかです。そして、ラフレイアウトで指定したとおりの文字数や行数かどうかなど、正確にチェックしておきましょう。一致していない場合の対応としては、文章の削除、あるいは加筆という作業が必要となってきます。たかが1〜2行という考えは禁物です。
 記事の内容チェックも同様です。校正で修正するよりも、この時点で記述や文字に誤りがないかを十分にチェックしてください。
 これが済んだらラフレイアウトを参照しながら、下図の手順❶〜❺の要領でレイアウト作業を進めてください。
 レイアウト作業で大切なことは紙面の出来上がりをイメージしながら、ラフレイアウトをもとに見出しの位置、記事の流れ方、写真やイラストカットの入る位置、ケイ線の引き方などを明確にし、正確に配置することです。こうすることによって、次の作業となるDTP作業がスムーズになります。
(注)DTP(Desktop publishing、デスクトップパブリッシング)とは、日本語で卓上出版を意味し、書籍、新聞などの編集に際して行う割り付けなどの作業をパソコンで行うこと。


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