(2011年6月実施)



I.実態調査について

1.目的

道路混雑の原因になっている違法駐車問題は、集配車両を中心としてトラック運送業においても切実な課題である。このことをふまえ、とくに都市部の主要道路における違法駐車ならびにトラックベイや貨物車専用パーキングにおける一般車の駐車状況等の実態調査を行い、そのデータをもとに今後駐車場整備等の要求資料とするとともに、中央・地方における道路交通環境の改善にむけた運動に資することとする

2.調査方法

(1)調査対象地域については、各都道府県の県庁所在地またはそれに準ずる都市の違法駐車が多い地点を選定した。
その結果、沖縄県を除く46都道府県の68都市の389地点で調査を実施した。

(2)2011年6月10日を統一行動日に設定し、調査を実施した。
調査時間は10時から12時、13時から15時の4時間とし、1時間ごとに対象地域における違法駐車車両の数を徒歩または車両による巡回方式によってカウントした。
なお、全国で777名がこの調査に参加した。

(3)違法駐車車両は、次の車種区分によって集計した。
・営業用トラック 〜 2トン以上の営業用ナンバー
・自家用トラック 〜 2トン以上の白ナンバー
・自家用乗用車他 〜 自家用乗用車、バンなど

 

II.集計結果の概要

2011年度調査概要

(1)違法駐車車両は減少傾向
 全国の調査地域での違法駐車車両総数は33,740台(前年比1.730台減)と前年に比べ4.7%の減少であった。2006年6月より「駐車違反取締民間委託」が実施されてから5年が経過し、広く浸透してきたことがうかがえる。
 その内訳をみると(図表1-1)、営業用トラック19.7%(6,647台)、自家用トラック16.3%(5,516台)、自家用乗用車他64.0%(21,577台)と、前年に比べ自家用乗用車他の台数は増加し、占める割合も高くなっている。  
 また、トラックにおけるワンマン・ツーマン別での違法駐車(図表1-2)は、見分けがつきにくく、調査した数字だけでは一概に言えないが、約9割以上の違法駐車がワンマンであった。逆に言えば、1割弱の駐車が「民間委託」に対応していることがわかる。

 

図1-1 違法駐車の割合

 


図表1-2 ワンマン・ツーマンの違法駐車

時間帯 営業用トラック 自家用トラック
ワンマン ツーマン ワンマン ツーマン
10:00〜11:00 1,716 200 1,452 85
(89.6%) (10.4%) (94.5%) (5.5%)
11:00〜12:00

1,553

164 1,383 53
(90.4%) (9.6%) (96.3%) (3.7%)
13:00〜14:00 1,355 144 1,244 35
(90.4%) (9.6%) (97.3%) (2.7%)
14:00〜15:00 1,381 134 1,205 59
(91.2%) (8.8%) (95.3%) (4.7%)



 トラックベイおよび貨物専用パーキング、タクシーベイでの一般車(自家用乗用車他)の違法駐車については(図表1-3)、報告数は少ないが全体で537(545)台もの一般車が、止めてはいけない箇所に駐車していた。 地域によって傾向の違いがあるものの、全体の傾向として時間帯を問わず違法駐車が見られる結果となった。


図表1-3 トラックベイ・貨物車専用パーキングでの一般車(自家用乗用車他)違法駐車

調査場所 パーキング区分 設置数 10〜11時 11〜12時 13〜14時 14〜15時
埼玉 さいたま市 トラックベイ 0 7 8 8
タクシーベイ 0 0 0 0
東京 新宿区新宿3丁目(1) 貨物車専用 4 4 3 2
新宿区新宿3丁目(2) 貨物車専用

10 2 11 18
中央区銀座6丁目 貨物車専用 6 1 1 4
中央区銀座7丁目 貨物車専用 5 7 5 6
台東区東上野1丁目(1) 貨物車専用 1 2 2 2
石川 金沢市 タクシーベイ 28 29 19 0
福井 福井市 トラックベイ 3 1 2 0
静岡 静岡市 トラックベイ 2 0 0 2
愛知

金山市民会館南

トラックベイ 4 5 0 4
金山駅南口 トラックベイ 0 2 1 0
桜通り南側 トラックベイ 2 5 7 5
桜通り北側 トラックベイ 1 4 4 3
東区泉トヨタ西側 トラックベイ 0 0 4 2
ミッドランド東側 貨物車専用 4 2 1 1 0
名古屋駅西口南 貨物車専用 4 1 0 0 0
名古屋駅西口前 トラックベイ 0 0 0 2
伏見通り西・東側 トラックベイ 7 9 5 2 1
錦2 長者町通り 貨物車専用 9 1 1 1 1
錦3 錦通り トラックベイ 3 2 4 6 4
京都 京都市 貨物車専用 0 2 2 0
タクシーベイ 4 4 4 5
大阪 大阪市 トラックベイ 58 57 72 63
貨物車専用 1 3 8 6
タクシーベイ 10 27 12 9
岡山 岡山市 貨物車専用 3 8 10 2
タクシーベイ 4 1 0 0
広島 広島市 トラックベイ 13 11 10 8
タクシーベイ 3 6 6 6
山口 徳山市 タクシーベイ 8 9 8 10
福岡 中央三井信銀西 貨物車専用 8 5 5 5 2
天神コア東 貨物車専用 7 7 7 0 2
天神コア南 貨物車専用 7 3 4 0 1
山口銀行西 貨物車専用 6 4 4 0 4
クリスタルビル南 貨物車専用 6 1 2 0 0
天神ビル西 貨物車専用 6 3 3 2 2
福岡銀行本店北 貨物車専用 5 2 3 2 1
福岡医療専門学校 貨物車専用 4 0 2 1 0
ソラリアステージ西 貨物車専用 2 1 1 0 1
平和楼東 貨物車専用 2 1 1 0 1
サザン通り 貨物車専用 8 5 3 2 3
天神西通り 貨物車専用 11 6 6 1 2
ひぐち中央橋店前 トラックベイ 3 5 6 5 2
築町食堂前 トラックベイ 2 6 2 0 0
博多屋武道具店前 トラックベイ 5 8 4 6 4
軌道賑町変電所前 トラックベイ 3 1 3 1 0
セブンイレブン万屋町店前 トラックベイ 3 10 5 9 9
カラオケエールノーツ前 トラックベイ 3 9 8 9 11
大分 大分市 トラックベイ 3 3 1 2
鹿児島 鹿児島市 タクシーベイ 2 0 0 0
合 計 118 263 250 261 219
993

※8〜10時が貨物車に限り駐車可となっているため、10時以降はトラックも全て違法駐車とみなした

 

 

(2)トラックは午前に集中する傾向にある
調査時間帯ごとの車種別構成をみると、例年同様その傾向値はどの時間帯についても大幅な変化はみられなかった。(図表2-1、図表2-2)

図2-1 車種別違法駐車

 

 


図表2-2 車種別違法駐車

時間帯

営業用トラック

自家用トラック

自家用乗用車他

合計

10:00 〜 11:00

1,916

21.8%

1,537

17.5%

5,328

60.7%

8,781

100.0%

11:00 〜 12:00

1,717

20.1%

1,436

16.8%

5,389

63.1%

8,542

100.0%

13:00 〜 14:00

1,499

18.3%

1,279

15.6%

5,398

66.0%

8,176

100.0%

14:00 〜 15:00

1,515

18.4%

1,264

15.3%

5,462

66.3%

8,241

100.0%

合計

6,647

19.7%

5,516

16.3%

21,577

64.0%

33,740

100.0%

 

また、車種ごとの時間帯分布をみると、営業用トラック、自家用トラックは午前が午後を上回っていたのに対し、自家用乗用車他は時間帯による変化は見られなかった。このことは、トラックにおける業務が午前に集中する傾向にあると言える。(図表2-3、図表2-4)

 

 

図2-3 時間帯別違法駐車

 

 


図表2-4 時間帯別違法駐車

時間帯

営業用トラック

自家用トラック

自家用乗用車他

合計

10:00 〜 11:00

1,916

28.8%

1,537

27.9%

5,328

24.7%

8,781

26.0%

11:00 〜 12:00

1,717

25.8%

1,436

26.0%

5,389

25.0%

8,542

25.3%

13:00 〜 14:00

1,499

22.6%

1,279

23.2%

5,398

25.0%

8,176

24.2%

14:00 〜 15:00

1,515

22.8%

1,264

22.9%

5,462

25.3%

8,241

24.4%

合計

6,647

100.0%

5,516

100.0%

21,577

100.0%

33,740

100.0%

 

 

(3)大都市圏を中心に違法駐車台数が多い
 調査対象のうち政令指定都市をまとめてみると(図表3-1)、自家用トラック・営業用トラックとも、全国平均とほぼ同じ傾向を示している。しかし、新宿区の営業用トラック、新宿区・中央区・台東区・静岡の自家用トラック、札幌・仙台・新潟・神戸・福岡の自家用乗用車他の占める割合はかなり高い。
 都道府県別でみると(図表3-2)、各県の車両保有台数が違うので一概に言えないが、大阪・愛知の営業用トラック・自家用トラック、愛知・大阪・兵庫の自家用乗用車の占める割合が際立って高い。また、都道府県ごとの構成比をみると栃木の営業用トラックが46.1%も占めている。東京・静岡・島根・高知の自家用トラック、福井・長崎の自家用乗用車他も平均より大きく上回っている。


図表3-1 主要都市の違法駐車

車種・
時間帯

都市

営業用トラック

自家用トラック

自家用乗用車他

10 〜 11

11 〜 12

13 〜 14

14 〜 15

10 〜 11

11 〜 12

13 〜 14

14 〜 15

10 〜 11

11 〜 12

13 〜 14

14 〜 15

札幌

21.1%
16.8%
12.9%
14.6%
20.2%
11.6%
11.8%
11.2%
58.7%
71.6%
76.5%
74.2%

仙台

27.0%
22.8%
20.4%
21.6%
9.2%
6.9%
7.4%
12.2%
63.8%
70.3%
72.2%
66.2%

さいたま

31.2%
29.7%
33.2%
21.9%
20.3%
14.3%
46.9%
50.0%
52.4%

千葉

34.7%
28.3%
22.8%
42.3%
22.1%
41.7%
16.5%
25.0%
43.2%
30.0%
24.1%
32.7%

東京

23.7%
30.4%
15.8%
17.2%
43.4%
40.0%
39.8%
34.9%
32.8%
29.6%
44.4%
47.9%

(新宿区)

32.7%
41.8%
24.3%
30.0%
63.3%
50.6%
59.5%
50.0%
4.1%
7.6%
16.2%
20.0%

(中央区)

22.2%
25.0%
16.4%
12.9%
46.3%
67.3%
50.9%
43.5%
31.5%
7.7%
32.7%
43.5%

(台東区)

20.0%
10.0%
13.3%
16.7%
40.0%
50.0%
53.3%
75.0%
40.0%
40.0%
33.3%
8.3%

新潟

5.2%
6.5%
9.8%
8.9%
13.8%
8.1%
7.3%
8.9%
81.0%
85.5%
82.9%
82.2%

静岡

30.6%
30.6%
9.7%
16.2%
44.9%
33.3%
41.9%
29.7%
24.5%
36.1%
48.4%
54.1%

名古屋

18.1%
15.0%
14.1%
12.9%
15.4%
15.8%
13.4%
13.1%
66.5%
69.2%
72.5%
74.0%

京都

20.9%
23.0%
22.1%
18.5%
17.8%
18.7%
17.8%
16.8%
61.3%
58.3%
60.1%
64.7%

大阪

29.8%
28.1%
27.1%
26.2%
20.3%
19.1%
16.0%
18.1%
49.9%
52.8%
56.9%
55.7%

神戸

10.0%
7.4%
7.4%
8.6%
7.9%
6.5%
8.6%
7.3%
82.1%
86.1%
84.1%
84.1%

広島

25.6%
23.3%
22.3%
31.7%
28.6%
18.1%
12.4%
12.7%
45.8%
58.6%
65.3%
55.6%

福岡

15.9%
14.4%
8.0%
7.1%
19.0%
9.8%
9.2%
4.1%
65.1%
75.8%
82.8%
88.8%

上記都市

22.0%
20.7%
19.1%
18.9%
18.2%
17.1%
15.2%
15.1%
84.4%
63.8%
66.3%
67.3%

上記都市以外

21.4%
18.5%
16.3%
16.9%
15.8%
16.1%
17.0%
16.1%
5.5%
61.3%
65.1%
63.2%

全国平均

21.8%
20.1%
18.3%
18.4%
17.5%
16.8%
15.6%
15.3%
60.7%
63.1%
66.0%
66.3%

 

 

 


図表3-2 車種別・都道府県別構成比

構成別
車種

都道府県

車種別構成比

都道府県別構成比

(全国合計を 100 )

(各都道府県の合計を 100 )

営業用
トラック

自家用
トラック

自家用
乗用車他

合計

営業用
トラック

自家用
トラック

自家用
乗用車他

合計

北海道

8.1%

8.3%

10.4%

9.6%

16.6%

14.2%

69.2%

100.0%

青森

1.7%

0.9%

1.3%

1.3%

25.5%

11.1%

63.4%

100.0%

岩手

0.8%

1.1%

0.6%

0.7%

21.0%

24.7%

54.3%

100.0%

秋田

0.7%

0.4%

0.7%

0.6%

21.5%

10.5%

68.0%

100.0%

山形

0.8%

0.7%

0.6%

0.6%

25.5%

16.7%

57.9%

100.0%

宮城

1.9%

0.9%

1.7%

1.6%

23.2%

9.0%

67.7%

100.0%

福島

1.6%

1.8%

1.3%

1.4%

22.3%

20.9%

56.8%

100.0%

群馬

0.3%

0.3%

0.3%

0.3%

22.5%

13.7%

63.7%

100.0%

栃木

1.3%

0.1%

0.4%

0.6%

46.1%

3.1%

50.8%

100.0%

茨城

0.5%

0.3%

0.3%

0.3%

29.5%

16.1%

54.5%

100.0%

埼玉

5.3%

3.9%

2.6%

3.3%

31.2%

19.0%

49.8%

100.0%

千葉

1.4%

1.3%

0.4%

0.8%

35.0%

28.0%

37.0%

100.0%

東京

2.9%

6.1%

1.5%

2.5%

22.2%

39.5%

38.3%

100.0%

神奈川

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

100.0%

山梨

0.4%

0.4%

0.4%

0.4%

22.0%

17.4%

60.6%

100.0%

新潟

0.2%

0.4%

0.8%

0.6%

7.3%

9.7%

83.0%

100.0%

長野

1.2%

1.2%

0.6%

0.8%

30.7%

25.2%

44.1%

100.0%

富山

0.6%

1.6%

1.2%

1.2%

10.8%

21.6%

67.6%

100.0%

石川

1.2%

1.4%

0.9%

1.1%

22.8%

21.6%

55.6%

100.0%

福井

0.0%

0.0%

0.1%

0.0%

0.0%

6.3%

93.8%

100.0%

静岡

0.7%

1.3%

0.3%

0.6%

24.3%

37.0%

38.6%

100.0%

愛知

15.9%

18.3%

23.0%

20.8%

15.0%

14.4%

70.6%

100.0%

岐阜

0.3%

0.4%

0.6%

0.5%

11.9%

11.4%

76.7%

100.0%

三重

0.5%

0.4%

1.3%

1.0%

9.6%

6.5%

83.9%

100.0%

滋賀

0.2%

0.3%

0.1%

0.2%

24.2%

27.4%

48.4%

100.0%

京都

5.6%

5.7%

5.0%

5.2%

21.0%

17.8%

61.2%

100.0%

奈良

0.1%

0.1%

0.3%

0.2%

7.7%

7.7%

84.6%

100.0%

和歌山

1.5%

1.6%

3.2%

2.6%

11.0%

9.8%

79.2%

100.0%

大阪

29.1%

23.2%

17.4%

20.6%

27.8%

18.4%

53.8%

100.0%

兵庫

3.6%

3.9%

11.1%

8.4%

8.4%

7.5%

84.1%

100.0%

鳥取

0.2%

0.1%

0.4%

0.3%

13.8%

5.3%

80.9%

100.0%

島根

0.1%

0.3%

0.1%

0.2%

7.7%

34.6%

57.7%

100.0%

岡山

0.3%

0.2%

0.6%

0.5%

12.8%

7.9%

79.3%

100.0%

広島

1.8%

1.7%

1.2%

1.4%

25.0%

19.7%

55.3%

100.0%

山口

0.2%

0.3%

1.0%

0.7%

6.0%

7.2%

86.9%

100.0%

香川

0.7%

1.9%

0.9%

1.0%

14.2%

30.9%

54.9%

100.0%

徳島

0.3%

1.1%

0.8%

0.7%

7.5%

25.3%

67.2%

100.0%

高知

0.4%

1.6%

0.6%

0.7%

10.2%

35.0%

54.9%

100.0%

愛媛

0.9%

1.3%

0.7%

0.9%

19.9%

24.4%

55.7%

100.0%

福岡

0.8%

0.9%

1.6%

1.3%

12.0%

11.1%

77.0%

100.0%

佐賀

0.9%

0.5%

0.6%

0.6%

26.7%

11.5%

61.8%

100.0%

長崎

0.0%

0.1%

0.6%

0.4%

0.0%

3.3%

96.7%

100.0%

熊本

1.3%

1.5%

1.0%

1.1%

22.5%

22.0%

55.4%

100.0%

大分

1.3%

1.0%

0.8%

0.9%

28.4%

17.6%

53.9%

100.0%

宮崎

1.2%

0.7%

0.4%

0.6%

39.4%

19.7%

40.9%

100.0%

鹿児島

1.3%

0.7%

0.4%

0.6%

39.5%

17.2%

43.3%

100.0%

合計

100.0%

100.0%

100.0%

100.0%

19.7%

16.3%

64.0%

100.0%

 


 3年間(2008〜2010年)の推移をみると、合計の台数は9傾向に分けられる(図表3-3)。昨年増加して、本年は減少している(山型)9府県がもっとも多かった。調査箇所を変更したことが理由にあげられるが、年々増加していることころは5件もあった。また、3年連続の減少傾向が見られる箇所が8道県ある一方、昨年減少して本年は増加している(谷型)箇所も8府県ある結果となった。


図表3-3 3年間推移の傾向

注:型の欄の下の数字は調査年

 

 


図表4-1 5年間の推移

(4)違法駐車取締り民間委託制度の影響
 図表4-1をみると、2007年から2008年(6月調査)にかけて激減している。これは違法駐車取締り民間委託制度(2006年6月施行)の影響で、特に自家用乗用車が顕著に減少している。
 民間委託により取締りが厳しくなったため、違う場所の駐車が多くなったかもしれない。全体的に違法駐車が激減し、ここ数年は徐々にではあるが、減少の傾向が続いている。
 民間委託制度の導入で、荷捌きをするトラックに新たな課題は出たが、違法駐車による渋滞緩和の効果はあがったとみられる。