第1回全国単組委員長・第1回ブロック代表者会議、第4回中央執行委員会
2014秋から年末の取り組みに関わる戦術と 2015春季生活闘争の考え方を確認
働く者の力を結集し、労働者保護ルールの改悪にストップをかけよう!


第1回全国単組委員長・第1回ブロック代表者会議(9月27日)
 運輸労連は10月27日、「第1回全国単組委員長・第1回ブロック代表者会議」を開催。一時金水準の引き上げをはじめとする労働諸条件の改善と格差是正に向けた「2014秋から年末の取り組みに関わる戦術」を決定しました。
 山浦中央執行委員長は冒頭あいさつで、今日の政治情勢、経済状況について所感を述べました。とりわけ、政府が進める労働者派遣法改正案および労働時間と賃金の関係を切り離した新たな労働時間制度の創設などに対し、「労働組合の社会的責任として働く者を犠牲にした経済成長を許すわけにはいかない」と訴え、連合が中心に展開している労働者保護ルール改悪阻止に向けた行動に積極的に取り組むこととしました。  
 会議では、秋から年末に関わる取り巻く情勢について意見交換し、具体的な戦術と諸行動について協議しました。11月14日(金)を統一闘争とし、原則として始業時より24時間のストライキを配置して闘うこととします。各組合は、前日の13日(木)に平和解決をめざして積極的な交渉を展開することなどを確認しました。その後、全国単組ならびに地方ブロックから、交渉(闘争)日程、企業業績や地域の経済動向などが報告されました。  
 会議終了後、第4回中央執行委員会が開かれ、連合2015春闘基本構想(2%以上の要求を掲げ獲得をめざし取り組みを進めて行く。定期昇給相当額と賃上げ額を加えた要求は4%以上とする)に基づく運輸労連の来春闘の考え方(方向性)が確認され、12月1日に開催される第5回中央執行委員会において、2015春闘方針を検討するにあたってのたたき台となる「要求と取り組み構想」を提起することとしました。


連合が展開する労働者保護ルール改悪阻止行動に参加する運輸労連(10月28日:厚生労働省前)



連合が展開する労働者保護ルール改悪阻止行動に参加する運輸労連(10月29日:衆議院第2議員会館前)