第42回運輸問題研究集会(10/9〜10/10)

労働時間の短縮・安全の確保・組織拡大に向け討議
交通政策、労働関係法の改正についても学ぶ

 10月9日〜10日、静岡県熱海市・熱海後楽園ホテルにおいて「第42回運輸問題研究集会」が開催され、全国の運輸労連の仲間320名が参加しました。
 主催者あいさつで山浦中央執行委員長は「東日本大震災の教訓を忘れず、様々な機会を通じ引き続き支援していく。また税制問題の対応について、事業者のコスト負担要因が増大する中、車体課税の廃止を求めていく」と述べました。
 記念講演は、早稲田大学アジア研究機構・戸崎肇教授による「物流を中心とした交通政策の検証」、連合総合労働局・杉山豊治雇用法制対策局長による「労働関係法の制度改正」について、それぞれ講演が行われました。その後、小畑中央書記長が、翌日の各分科会に関する問題提起を行い、1日目は終了。
 2日目は、3つの分科会に分かれての討論。第1分科会では「総労働時間短縮に向けて」をテーマに時間外割増率の見直し、改善基準告示の見直し・法制化について討議、第2分科会では「輸送の安全確保に向けて」をテーマに過労・飲酒運転の撲滅とGマークの拡充について討議、第3分科会では「組織拡大方針の実現に向けて」のテーマに各機関・単組における組織拡大の強化、パート・契約社員の組織化について討議しました。



 
主催者あいさつ 山浦中央執行委員長



記念講演
早稲田大学アジア研究機構・戸崎肇教授


記念講演
連合総合労働局・杉山豊 治雇用法制対策局長


問題提起
小畑明中央書記長


第1分科会

第2分科会

 

第3分科会