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●回答運転者数 |
今年度の調査は、10,543人のトラックドライバーから調査表が回収されました。 この調査は、1976年以来今年で22回目を数えました。 |
〜調査年別回答者数〜 |
92年 | 93年 | 94年 | 95年 | 96年 | 97年 |
11,268人 | 11,797人 | 11,412人 | 11,226人 | 10,698人 | 10,543人 |
〜地域別回答者数〜 |
●労働組合の加入率 |
運転者の組合加入率は、約40%となっており、時系列でみてもほとんど変化はありません。 保有台数による加入率をみると、50台以下の企業の運転者ほど加入率が低くなっており、5台以下の企業の運転者は82%が会社に組合がありません。 |
〜労働組合への加入状況〜 |
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●週所定労働時間の遵守状況 |
昨年の4月から週所定労働時間は40時間となりましたが、週所定労働時間を守っている運転手は3人に1人しかいませんでした。 また、自分の労働時間が「わからない」と回答した運転者も3人に1人おり、依然としてトラック運転者の労働時間管理は遅れていることが示されています。 とくに、年齢層の若い運転者では、「わからない」と回答したものがかなりいました(20〜29歳で38%、18〜19歳で46%)。「守られていない」と回答が多かったのは、保有台数規模が小さい企業に勤務している運転者(20台以下で36%)および組合のない企業に勤務している運転者です(44%)。 |
〜労働時間の遵守〜 |
〜年齢別遵守状況〜 |
●年間休日日数 |
完全週休2日制の場合には、年間休日日数が105日以上必要となりますが、該当する運転者は35%で、残りは守られていないか、1日の所定労働時間が8時間未満のものです。 年間休日日数の多い運転者は、企業規模の大きい企業および組合に加入している運転者です。 |
〜年間休日日数〜 |
〜保有台数別年間休日日数〜 |
〜組合加入別年間休日日数〜 |
●「改善基準」改正の認知度 |
1997年4月から週所定労働時間が40時間になるにともない、労働省の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準)」も改正されましたが、「内容がよくわからない」および、「改善基準を知らない」運転者が全体の74%を占めています。改善基準の改正とその内容を知っている運転者は4人に1人しかいません。 改善基準の改正とその内容を知っている運転者は、40時間の週所定労働時間が守られている(41%)、年間休日日数が多い(120日で39%)、組合に加入している(36%)、年齢が高い(50歳以上で36%)、保有車両規模が大きい(101台以上で36%)運転者です。 逆に、「改善基準を知らない」運転者は、若年層(20歳以下で50%以上)、保有車両規模が小さい(5台以下では54%)、週所定労働時間を知らない(55%)、個人所有者(48%)、組合がない(48%)、年間休日が少ない(94日以下で49%)運転者です。 |
〜認知度〜 |
〜所有者別認知度〜 |
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